松岡英明さんのライブ H30.11.22 The One#02

松岡英明さんのライブに行ってきました。
DKRというバンドの時のライブは何度か参加させて頂いたのですが、今回はひとり、と、いう事で、どんな感じになるのかなあ?…と、ちょっとワクワクでした。

30年くらいまえからずっとファンで、でも、大人になってからちょっと忘れていた時期もあって、数年前にCDを久しぶりに聴いてみたら、すごくいいなあと思ったのが、DKRや今回のライブに行くようになったきっかけです。

長い間ひとりのアーティストさんを好きでいるって事が、果たして若い人には分かるでしょうか?
実は、若くない私でも分かりかねているところです。
学生時代、大人……そしてこれから歳をとっていくとどうなるのかなあ?と、いろいろ考えてしまいます。
私達にとって、これからの事は未知の世界です。

最近、アーティストさんとファンの関係って難しいなあと感じる事もあります。
SNSが普及してから、ファンの気持ちがアーティストさんに直接届くようになったりで、お互いの距離感が近くなってきたように錯覚してしまうからです。
だからと言って友達のように接する事ができる訳ではありません。
気持ちの切り替えが難しい場合もあるのでは?と、思います。

ところで私事ではありますが、ここのところ愛猫のむうちゃんが便秘気味だったり、次女が小指を骨折したりしちゃって、大丈夫かなあコレ……と、心配でした。
これがライブ当日だったら、泣く泣く諦めただろうなあ…。と、思っていたところでした。
ですが、当日はなんとか大丈夫で、無事ライブに行く事ができました。

で、かんじんのライブの様子ですが、
自然体な感じの素敵なライブでした。
「Light and colour」っていうアルバムの曲が多かった印象ですが、これは私の、一番めか二番めくらいに好きなアルバムなのです。
だから個人的には嬉しかった。
DKRの時とはまた違った印象で心に響きました。
まつぼーの話は、真面目な良い話もいっぱいあったのですが、ところどころフワフワな感じで、せっかくの良い話もフワフワと、どこかにいってしまう…みたいな感じでした。
でも、そういうところも素敵なところで、ファンさんも暖かく見守ってる感じでした。
ファンさんの優しさもまた、ライブ会場の暖かい空気を作り出しているのだなあと思いました。

ライブが終わった時、そばにいた人(初対面)と、「終わっちゃいましたね。」という感じで顔を見合わせてにっこりしてしまいました。
なんとなく自然にそうなってしまったのです。
そういう瞬間って、いいなあと思います。
ライブ会場の優しい空気に触れて、帰り道では普段の景色がいつもと違って見えました。
今度またライブに行けるのはいつかなあ?と、思いながら、ほっこりとした暖かい気持ちになりました。