数日前の朝の事です。
洗濯物を干そうとベランダへ出て、
何気なく窓の横に置いている棚に目をやると、
1匹のハチがそこでなにやらせっせと作業をしています。
ミツバチよりも身体が大きく、おしりは黄色と黒のシマシマ模様です。
「まさかこれは、すすす…スズメバチ?!」
…私は後ずさって部屋に戻り、そー…っと窓を閉めました。
そして、あらためてハチをよく観察すると、スズメバチよりはひと回り小さく足が長い……。
「アシナガバチかな?」
さらによく見てみると、
そこに巣を作ろうとしているようでした。
いやいやちょっと待って。そこに巣を作られては困るんだ。
と、心で語りかけてもハチに通じる訳もなく…。
なので申し訳ないけど、私は無断で巣の撤去を決定させていただきました。
まずは身の安全の確保。
本来ならば防護服を着て作業するべきところだろうけど、ハチが巣を作ろうとしている棚は、窓の近くに置いている。
なんとか手が届きそう。
そう考えた私は、
防護服を着ることなく、
窓を細く開けて、
菜箸を持ち、
手を大きく伸ばして、まずはハチを追い払いました。
そのあと、菜箸で蜂の巣をおとし、
素早く窓を閉めました。
これで呆気なく終了です。
仕上げに、
再びハチが戻ってこないようにするため、
木酢酢を染み込ませた布をベランダの棚に置いておきました。
あれ以来、ベランダでハチの姿を見る事はありません。
その後の調べであの時のハチはアシナガバチである事が判明。
凶暴なスズメバチだとしたら、こんなに簡単に巣を撤去出来なかったかもしれません。
4~6月にハチたちは巣を作り始める事が多く、場所は民家の窓際である事も多いそうです。
作業は女王蜂が1匹だけで行います。
なのでこの時に巣を撤去をするのが1番良いのです。
大きくなって働きバチが増えると撤去は困難になります。
どうしても無理な時は業者さんにお願いするのもありです。
早ければ早いほど料金もかからないと思います。
なんだかんだ言っても、巣の撤去はハチも人間も命がけの戦いです。
甘くみてはいけません!( •̀ _•́ )✧
撤去後の蜂の巣